2022.05.23
米国Seattle出張記①
4月末に1週間ほど、米国Seattleへ出張に行ってきた。2年以上、自社の中国拠点にすら行けておらず、「全球の夢」を書き始めてから初めての海外である。同行した同僚と共に、今後3、4回の更新は、この出張の振返りとしたい。今回の出張の目的は大きく2つあり、1つは「ASTM International」という国際標準化・規格設定機関の研修を受けること、もう1つは、現地の環境コンサルタントの事務所を訪問して業務協力のための情報交換をすることであった。
この出張自体は、前々から行きたいと考えていたものの、帰国時の隔離措置がネックで延期となっていた。3月からワクチン3回接種で日本帰国時の隔離が免除されるようになり、受け持ち案件の日程調整の目途も付いたことから渡航を決め、出国10日前になって航空券を購入した。そこからは、業務に準備に、昼夜慌ただしくてよく覚えていない。出国前日の朝に都内でPCR検査を受け、夕方に英文の陰性証明書を受け取りようやく渡航準備が整った。翌日は、航空会社のチェックインカウンターで証明書類を提示したくらいで特に変わったこともなく、定刻に飛行機は離陸した。
'Could I have Diet Coke?'(ダイエットコーク頂けますか?)、機内で飲み物を頼むとき、決まってこうオーダーする。もう10年以上前になるか、「Cokeを頼んだらペットボトルから注がれるけど、Diet Cokeなら缶でもらえるの!」、隣に座った人に教えてもらった助言を律儀に守り、Diet Cokeを注文する。体感7割くらいだろうか、缶で提供してもらえる。
「旅に出た」と感じる瞬間は人によりまちまちだろうが、私にとっては、機内でDiet Cokeを頼む瞬間が、心のスイッチが切り替わる瞬間である。日本に居る時にはあまり縁のないDiet Coke、機内ではありがたく一缶分頂く。
日付変更線を跨ぐため、日曜日の夕方に出て、日曜日の朝に着く。出国前に案件を詰め込んだこともあってか9時間のフライトはよく眠れ、気が付いたら着陸していた。長い入国審査を覚悟していたが、ワクチン接種証明書やPCR検査結果の提示すら求められず、拍子抜けするほどあっさり入国できた。外気に触れるエリアまでやってきた。海外の空港に降り立つと、その土地に独特の臭いがする。Seattleは少しつんとするような香りであったが、5分もすれば慣れてしまい、もう追うことはできない。
地下鉄とUberタクシーを乗り継ぎホテルに向かう。10℃前後と少し肌寒さを感じる気温であったが、イメージ通りの西海岸、青い空を確認できた。半袖で歩いている人も、マスクをしている人も、それぞれ2割くらい。ノリの良いUberの運転手から「天気も良いしマスク要らないよ」と言われるような、そんな雰囲気の街である。昼過ぎにはホテルに到着し、荷物を降ろすことができた。昼食をどこで取るか考える中で、「Pike Place Marketに行くなら週末がいい」とSeattle在住経験のある同僚のアドバイスを思い出し、その横のスターバックス1号店と合わせて出かけることにした。
この出張自体は、前々から行きたいと考えていたものの、帰国時の隔離措置がネックで延期となっていた。3月からワクチン3回接種で日本帰国時の隔離が免除されるようになり、受け持ち案件の日程調整の目途も付いたことから渡航を決め、出国10日前になって航空券を購入した。そこからは、業務に準備に、昼夜慌ただしくてよく覚えていない。出国前日の朝に都内でPCR検査を受け、夕方に英文の陰性証明書を受け取りようやく渡航準備が整った。翌日は、航空会社のチェックインカウンターで証明書類を提示したくらいで特に変わったこともなく、定刻に飛行機は離陸した。
'Could I have Diet Coke?'(ダイエットコーク頂けますか?)、機内で飲み物を頼むとき、決まってこうオーダーする。もう10年以上前になるか、「Cokeを頼んだらペットボトルから注がれるけど、Diet Cokeなら缶でもらえるの!」、隣に座った人に教えてもらった助言を律儀に守り、Diet Cokeを注文する。体感7割くらいだろうか、缶で提供してもらえる。
「旅に出た」と感じる瞬間は人によりまちまちだろうが、私にとっては、機内でDiet Cokeを頼む瞬間が、心のスイッチが切り替わる瞬間である。日本に居る時にはあまり縁のないDiet Coke、機内ではありがたく一缶分頂く。
日付変更線を跨ぐため、日曜日の夕方に出て、日曜日の朝に着く。出国前に案件を詰め込んだこともあってか9時間のフライトはよく眠れ、気が付いたら着陸していた。長い入国審査を覚悟していたが、ワクチン接種証明書やPCR検査結果の提示すら求められず、拍子抜けするほどあっさり入国できた。外気に触れるエリアまでやってきた。海外の空港に降り立つと、その土地に独特の臭いがする。Seattleは少しつんとするような香りであったが、5分もすれば慣れてしまい、もう追うことはできない。
地下鉄とUberタクシーを乗り継ぎホテルに向かう。10℃前後と少し肌寒さを感じる気温であったが、イメージ通りの西海岸、青い空を確認できた。半袖で歩いている人も、マスクをしている人も、それぞれ2割くらい。ノリの良いUberの運転手から「天気も良いしマスク要らないよ」と言われるような、そんな雰囲気の街である。昼過ぎにはホテルに到着し、荷物を降ろすことができた。昼食をどこで取るか考える中で、「Pike Place Marketに行くなら週末がいい」とSeattle在住経験のある同僚のアドバイスを思い出し、その横のスターバックス1号店と合わせて出かけることにした。