2022.06.13
米国Seattle出張記②
ダウンタウンから少し進むと、歴史を感じる「PUBLIC MARKET CENTER」のネオンサインと時計が見えてきた。Pike Place Marketの入り口である。1907年にオープンして以来、現存する北米最古のマーケットとして広く知られている。シアトルを代表する観光地の一つであり、この日もコロナ禍であることをすっかり忘れてしまうくらい、とても多くの人々で賑わっていた。ネオンサインのふもとでは、ブロンズでできた豚のレイチェルが可愛らしく佇んでおり、観光客に囲まれてマーケットのマスコットとしての役割をしっかりと果たしていた。
マーケット内は、大きなサーモンやロブスターなどの魚介類、新鮮な野菜や果物、アクセサリーやお土産物のトートバックなど、バラエティー豊かな商品が通路の左右に所狭しと並んでいる。中でも目を引いたのは、色とりどりの花束売り場であった。よく見ると、マーケットにいる人々の多く、特に女性が、購入した花束を大事そうに抱えて歩いている。母の日のシーズンでもないのに何故?と思ったが、幼い女の子から素敵なマダムまで年齢を問わず、花束と共に買い物を楽しんでいる。帰国後に、アメリカの帰国子女である友人にこの話をすると、「アメリカでは何でもない日でもお花をプレゼントする文化があるんだよ、私もよくもらってたなあ」と笑顔で教えてくれた。
昼食は、マーケットの中心地にあるPike Place Chowderというお店でとることにした。全米ベスト・クラムチャウダー賞などの多くの賞を受賞している大人気店で、シアトルグルメの定番だ。陽気な店員に、「一番おすすめのメニューを!」とオーダーして、ニュー・イングランド クラムチャウダーを大きなサワードゥパンに注いでもらった。西海岸とはいえまだ肌寒かったこともあり、温かくてクリーミーなチャウダーでほっと一息ついたところで、ついにお待ちかねのスターバックス1号店へと続く長蛇の列に並んだ。今や世界に展開し、日本でも1700以上の店舗数を構えるスターバックスは、まさにこの場所から始まったのだという。想像していたよりもずっとこぢんまりとしたコーヒーショップには、初期のロゴマークであるセイレーンが掲げられていた。日本でのメニューにはない「Pink Drink」を飲み、1号店限定グッズを袋いっぱいに購入して満足したところで、マーケットを後にした。
シアトルの休日を満喫しホテルに戻ると、ここでフライトの疲れがどっと来て、あっという間に眠りについてしまった。いよいよ次の日は、ASTM International研修の初日である。
休日は常に観光客に囲まれている豚のレイチェル。この写真は、平日の夕方に近くを通った際に撮影したものである。
マーケット内は、大きなサーモンやロブスターなどの魚介類、新鮮な野菜や果物、アクセサリーやお土産物のトートバックなど、バラエティー豊かな商品が通路の左右に所狭しと並んでいる。中でも目を引いたのは、色とりどりの花束売り場であった。よく見ると、マーケットにいる人々の多く、特に女性が、購入した花束を大事そうに抱えて歩いている。母の日のシーズンでもないのに何故?と思ったが、幼い女の子から素敵なマダムまで年齢を問わず、花束と共に買い物を楽しんでいる。帰国後に、アメリカの帰国子女である友人にこの話をすると、「アメリカでは何でもない日でもお花をプレゼントする文化があるんだよ、私もよくもらってたなあ」と笑顔で教えてくれた。
賑やかなマーケット内の様子。少し薄暗い通路が、多くの商品とネオンサインの鮮やかさを際立たせる。
昼食は、マーケットの中心地にあるPike Place Chowderというお店でとることにした。全米ベスト・クラムチャウダー賞などの多くの賞を受賞している大人気店で、シアトルグルメの定番だ。陽気な店員に、「一番おすすめのメニューを!」とオーダーして、ニュー・イングランド クラムチャウダーを大きなサワードゥパンに注いでもらった。西海岸とはいえまだ肌寒かったこともあり、温かくてクリーミーなチャウダーでほっと一息ついたところで、ついにお待ちかねのスターバックス1号店へと続く長蛇の列に並んだ。今や世界に展開し、日本でも1700以上の店舗数を構えるスターバックスは、まさにこの場所から始まったのだという。想像していたよりもずっとこぢんまりとしたコーヒーショップには、初期のロゴマークであるセイレーンが掲げられていた。日本でのメニューにはない「Pink Drink」を飲み、1号店限定グッズを袋いっぱいに購入して満足したところで、マーケットを後にした。
車一台分ほどの幅しかないこぢんまりとしたスターバックス1号店には、2軒先のショップまで続く行列が伸びている。店先には、ドリンクと花束を抱えた女性が立っていた。
シアトルの休日を満喫しホテルに戻ると、ここでフライトの疲れがどっと来て、あっという間に眠りについてしまった。いよいよ次の日は、ASTM International研修の初日である。