2021.03.31
日本とフランスの展示会
3/17(水)~3/19(金)に東京ビックサイトで「2021NEW環境展」が開催された。前回の2019年以来の参加であったが、貴重な対面での情報交換の場でもあり、ご挨拶させて頂くのが2年ぶりとなった方もいた。
展示内容は、2019年と同様に「再資源化・廃棄物処理エリア」への出展が半数以上を占めた。海外からの出展がない影響もあり、総出展数こそ半分程度に減少したものの、予想以上に来場者がいたというのが率直な感想である。
一方、様変わりしていたのは入退場管理である。事前にWebで来場者登録を行い、来場者証を印刷して行ったのだが、入場時のQRコード読み取りに加え、退場時も1人1人QRコードを読み取る。展示会で退場時の管理されたのは初めての経験であった。
他社様の各ブース詳細を紹介できないのが残念であるが、代わりに今年開催予定のオススメの海外展示会を紹介したい。
Pollutecはフランスで開催される展示会で、パリとリヨンの隔年開催。2020年は中止となったが、今年は12月にリヨンで開催の予定である。直近のリヨン開催の2018年は、出展社数が2,000社越え(2019NEW環境展は約400社出展)、来場者数が70,000人と、欧州最大級の国際環境総合展となっている。私も2016年に行く機会を得て、そのスケールの大きさに圧倒された。
街に入った時から展示会の宣伝で華やかな雰囲気であったが、これが初めての海外展示会であった私は、少なくないブースでワインや軽食の用意があることに驚いた。出展者に話を聞くと、特にリヨン開催の回はお祭り的な意味合いが強く、馴染みの顧客や同業者との交流会として機能しているとのことである。
Pollutecは来場者の一割以上が外国人であり、仏語ができなくとも展示内容の説明を受けることができる。2016年の時は、広い会場の端の方ではあるが土壌関連エリアも設けられ、話をする中で提携先として日本の会社の名前が出てきて驚かされもした。近々で実案件に繋がるものでもなかったが、困った時はお互い様と、何人かはメールで質問し合える関係になった。
また、せっかくリヨンまで行くので、展示会の出展者でもある現地のフランス人と会食の予定を入れた。日取りは決まったものの、渡航前から食事中の間が持つか不安であった。二十歳以降に何年か海外で生活しているものの、文化的背景が要るような目的のない何気ない会話、「日常会話」は難しい。
しかし、相手もそんなことは百も承知で、チーズの食べ比べとボジョレーヌーボーの飲み比べ、という会食用の面白いコースを用意して頂いた。外国人でも、料理とワインの感想を通じて自然と打ち解けられる、粋な計らいにとても感心させられた。
展示内容は、2019年と同様に「再資源化・廃棄物処理エリア」への出展が半数以上を占めた。海外からの出展がない影響もあり、総出展数こそ半分程度に減少したものの、予想以上に来場者がいたというのが率直な感想である。
一方、様変わりしていたのは入退場管理である。事前にWebで来場者登録を行い、来場者証を印刷して行ったのだが、入場時のQRコード読み取りに加え、退場時も1人1人QRコードを読み取る。展示会で退場時の管理されたのは初めての経験であった。
他社様の各ブース詳細を紹介できないのが残念であるが、代わりに今年開催予定のオススメの海外展示会を紹介したい。
Pollutecはフランスで開催される展示会で、パリとリヨンの隔年開催。2020年は中止となったが、今年は12月にリヨンで開催の予定である。直近のリヨン開催の2018年は、出展社数が2,000社越え(2019NEW環境展は約400社出展)、来場者数が70,000人と、欧州最大級の国際環境総合展となっている。私も2016年に行く機会を得て、そのスケールの大きさに圧倒された。
街に入った時から展示会の宣伝で華やかな雰囲気であったが、これが初めての海外展示会であった私は、少なくないブースでワインや軽食の用意があることに驚いた。出展者に話を聞くと、特にリヨン開催の回はお祭り的な意味合いが強く、馴染みの顧客や同業者との交流会として機能しているとのことである。
Pollutecは来場者の一割以上が外国人であり、仏語ができなくとも展示内容の説明を受けることができる。2016年の時は、広い会場の端の方ではあるが土壌関連エリアも設けられ、話をする中で提携先として日本の会社の名前が出てきて驚かされもした。近々で実案件に繋がるものでもなかったが、困った時はお互い様と、何人かはメールで質問し合える関係になった。
また、せっかくリヨンまで行くので、展示会の出展者でもある現地のフランス人と会食の予定を入れた。日取りは決まったものの、渡航前から食事中の間が持つか不安であった。二十歳以降に何年か海外で生活しているものの、文化的背景が要るような目的のない何気ない会話、「日常会話」は難しい。
しかし、相手もそんなことは百も承知で、チーズの食べ比べとボジョレーヌーボーの飲み比べ、という会食用の面白いコースを用意して頂いた。外国人でも、料理とワインの感想を通じて自然と打ち解けられる、粋な計らいにとても感心させられた。
Café des Fédérations、賑やかでカジュアルなレストランはブッション(リヨン料理)の名店で、チーズの食べ比べも楽しめる。寒い中、予約時間を待つ人が外に並ぶほどの盛況であった。
リヨンの旧市街。ローマ時代から栄えたフランス第2の都市であるが、石畳の小道が敷かれる世界遺産の美しい町並みは15~17世紀に作られたもの。観光目的で再訪したい街である。