株式会社エンバイオ・エンジニアリング

Soil Contamination
土壌汚染対策サービス
エンバイオ・エンジニアリングは、土壌汚染対策に必要なサービスを最初から最後まで、ワンストップでご提供いたします
土壌汚染対策サービス
PFAS Solutions
PFAS汚染対策サービス
地中に特殊な活性炭を注入して浄化壁を設置してPFASを封じ込め、PFAS汚染の拡大防止を図る原位置工法を提案しています。PFAS汚染の調査、対策、モニタリングの全工程をワンストップでお引き受けできます。
PFAS汚染対策サービス
Green Energy
エネルギー事業
太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーのEPC、O&M、そして売電コーディネートまで、すべてのフェーズに対応します。遊休地を維持する負担や人員の不足など、お客様に寄り添ってサービスを提供いたします。
エネルギー事業
Construction
建築工事サービス
土壌汚染を調査・対策した土地に建築工事を行い、新たな価値を提供します。土壌汚染対応を含まない新築案件も広く承ります。
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Environmental, Health and Safety
EHS関連事業
日本国内はもちろん、幅広い国地域(アジア・ヨーロッパ・北中南米等)においても、EHS関連サービスをご提供しています。
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Items
製品販売-土壌汚染関連機器・資材の販売・サポート
土壌汚染対策のための、各分野に特化した優れた製品を中心にご提供しています。
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会社概要
エンバイオ・エンジニアリングについてご紹介いたします。
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広大な油汚染サイトにおけるバイオファーミング

広大なサイトで、汚染の深度の浅く、対象深度に地下水がないことや当該地の気候が年間を通して温暖であること、等からバイオファーミング工法を選択し実施しました。

概要

汚染物質 油分
対象面積 約4,500m²
区域指定の有無 なし
実施⼯法 バイオファーミング
対策数量 16,000m³
対策深度 GL-0.0m~GL-5.0m 
⼯期 8ヶ月

工事詳細

本サイトでは、土壌調査により、土壌に高い濃度の油汚染が確認された。対象汚染物質が、軽油分を主体とした油分であること、敷地の面積が広大であること、当該サイトの汚染の深度が浅いこと、汚染対象深度には地下水がないこと、当該地の気候が年間を通して温暖であること、等からバイオファーミング工法を選択した。
バイオファーミング工法とは、汚染土壌を掘削し、広く盛土し、栄養塩(りん、窒素等)と一緒に油汚染土壌を混合機械(バックホウやトラクター)でかき混ぜる(耕す)ことにより、土着の微生物を利用して油を分解する工法である。土壌中に適度な栄養塩と酸素を供給することで、土壌中の微生物が活性化して油汚染を分解することができる。土壌の水分、pH、微生物数などの測定を細かく行うとともに、降雨時には土が多くの水分を含水しないようにシート掛けを行うなどしてきめの細かな品質管理を行った。
その結果、浄化を計画通りの期間内で、土壌中の油分濃度を基準適合させ、対策を完了することができた。

【写真1】ファーミング状況


【写真2】ファーミング状況


【写真3】栄養塩散布