株式会社エンバイオ・エンジニアリング

Soil Contamination
土壌汚染対策サービス
エンバイオ・エンジニアリングは、土壌汚染対策に必要なサービスを最初から最後まで、ワンストップでご提供いたします
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PFAS Solutions
PFAS汚染対策サービス
地中に特殊な活性炭を注入して浄化壁を設置してPFASを封じ込め、PFAS汚染の拡大防止を図る原位置工法を提案しています。PFAS汚染の調査、対策、モニタリングの全工程をワンストップでお引き受けできます。
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Green Energy
エネルギー事業
太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーのEPC、O&M、そして売電コーディネートまで、すべてのフェーズに対応します。遊休地を維持する負担や人員の不足など、お客様に寄り添ってサービスを提供いたします。
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Construction
建築工事サービス
土壌汚染を調査・対策した土地に建築工事を行い、新たな価値を提供します。土壌汚染対応を含まない新築案件も広く承ります。
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Environmental, Health and Safety
EHS関連事業
日本国内はもちろん、幅広い国地域(アジア・ヨーロッパ・北中南米等)においても、EHS関連サービスをご提供しています。
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製品販売-土壌汚染関連機器・資材の販売・サポート
土壌汚染対策のための、各分野に特化した優れた製品を中心にご提供しています。
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会社概要
エンバイオ・エンジニアリングについてご紹介いたします。
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工場敷地内におけるバイオレメディエーション促進剤注入

敷地外への汚染地下水拡大を防ぐことを目的として油汚染地下水を揚水し、油汚染土壌の浄化を目的としてバイオレメディエーション促進剤の原位置注入を実施しました。

概要

汚染物質 油分、油臭・油膜
対象面積 600m²
区域指定の有無 なし
実施⼯法 地下水揚水処理、バイオレメディエーション促進剤原位置注入
対策数量 1,800m³
対策深度 GL-1.0m~GL-4.0m
⼯期 2年

工事詳細

本サイトでは、土壌調査により、土壌および地下水に油の汚染が確認された。敷地外への汚染地下水拡大を防ぐことを目的として油汚染地下水を揚水し、油汚染土壌の浄化を目的としてバイオレメディエーション促進剤の原位置注入を実施した。揚水した油混じりの地下水については工場内の処理施設で処理して排水した。
対策の対象エリアは稼働中の工場建屋の真横位置し、使用中の施設や地中構造物、埋設配管がある状態での揚水井戸、バイオレメディエーション促進剤の注入井戸やその注入配管の設置、および注入作業となった。揚水井戸、注入井戸、その配管については、車両が通過するエリアであったことから、これらの設備をU字溝の中に配置した。
揚水およびバイオレメディエーション促進剤注入は、計画段階で長期間になることが推察されたため、自動運転(無人の機械制御運転)による揚水装置・注入装置とした。
2年間にわたる対策の結果、土壌中の油分濃度は低減し、地下水中の油分も基準適合となった。敷地外拡散のリスクが無くなったと判断されたため、本対策を完了した。

【写真1】注入配管


【写真2】注入配管(U字溝内設置)


【写真3】揚水装置