Soil Contamination
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操業中の建屋内での完全浄化
概要
汚染物質 | 鉛、油分 |
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区域指定の有無 | 無 |
実施⼯法 | 掘削除去、バイオレメディエーション促進剤注入 |
対策数量 | 760m³ |
対策深度 | 土壌GL-0.0m~3.5m |
⼯期 | 2ヶ月 |
操業中の商業ビルでの浄化工事で、汚染原因はビルが建設される以前に操業していた工場でした。鉛の汚染区画では表層0.7mの掘削除去(建屋がない区画)、油分の汚染区画では、油臭油膜低減剤およびバイオレメディエーション促進剤の注入を行いました。建屋内は、全面養生を施した上でコンクリート土間を除去した後に、注入管による薬剤注入を行いました。建屋内にはボーリングマシーンが入らないため、小型の注入管打設機械によって施工しました。小型の注入管打設機械は掘削力でボーリングマシーンより劣るものの、屋内等の狭い場所で威力を発揮します。なお、浄化完了後には建屋の強度を保つため、鉄筋等構造物はすべて復旧しました。