株式会社エンバイオ・エンジニアリング

Soil Contamination
土壌汚染対策サービス
エンバイオ・エンジニアリングは、土壌汚染対策に必要なサービスを最初から最後まで、ワンストップでご提供いたします
Construction
建築工事サービス
土壌汚染を調査・対策した土地に建築工事を行い、新たな価値を提供します。土壌汚染対応を含まない新築案件も広く承ります。
Blue Water and Green Energy
⽔と電⼒のソリューション事業
⽔環境保全やエネルギーに関して、お客様がそれぞれ抱える課題に寄り添いワンストップで問題解決を⾏います。
Environmental, Health and Safety
EHS関連事業
日本国内はもちろん、幅広い国地域(アジア・ヨーロッパ・北中南米等)においても、EHS関連サービスをご提供しています。
Items
製品販売-土壌汚染関連機器・資材の販売・サポート
土壌汚染対策のための、各分野に特化した優れた製品を中心にご提供しています。
2023.05.18

PFOS・PFOAを対象とした水処理施設完成のお知らせ

当社は、沖縄県宜野湾市(以下「宜野湾市」という)においてPFOS/PFOA※を対象とした水処理施設を完成させ、4月28日に現地運用がスタートしましたのでお知らせいたします。

宜野湾市は、市内の豊富な湧水を利用した市民の憩いの場として、てぃーちがー公園の整備計画を進めておりましたが、公園の湧水から、暫定指針値を超えるPFOS・PFOAが検出されていました。
PFOS・PFOAは、「水質汚濁に係る人の健康の保護に関する要監視項目」で、暫定指針値50ng/L(PFOS・PFOAの合計値)が設定されており、宜野湾市は、この問題を解決するために、「てぃーちがー公園(水質改善施設)整備工事」(宜野湾市大謝名地内)を株式会社太名嘉組(代表取締役社長:名嘉 太助、本社:沖縄県浦添市)に発注、当社は本プロジェクトの水処理を担当、水質改善のための工法選定、設計、設備導入を行いました。
「てぃーちがー公園(水質改善施設)整備工事」で導入した水処理施設は、試運転においてPFOS・PFOAの濃度が<1ng/Lであることが確認され、2023年4月28日より本稼働する運びとなり、宜野湾市が誇る湧水を、市民や子供たちが安心して利用できるようになりました。

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当社グループでは、「環境保全に役立つサービスの提供を通じて、持続可能な社会の構築に貢献すること」を経営理念としており、本取り組みを通じて、当社が解決すべき重要課題(マテリアリティ)の一つとして掲げる「安心・安全な国土利用への貢献」に寄与するために、引き続き貢献してまいります。

【用語説明】
PFOS・PFOA
有機フッ素化合物であるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とペルフルオロオクタン酸(PFOA)のこと。有機フッ素化合物は、撥水剤、表面処理剤、乳化剤、消火剤、コーティング剤等に用いられてきたが、近年、有害性や蓄積性などが明らかとなってきたため、製造、使用等が制限されている。