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コンサルティング

汚染に関わる環境調査の枠を超えて、サプライチェーンに関わる人の人権、職場の衛生状態や労働環境、さらにはM&Aにつながる投資対象の調査など、“環境”を広くとらえた自由度の高いコンサルティングを行っています。

環境・人権デューデリジェンス

環境・人権デューデリジェンス

環境デューデリジェンスは、対象用地の環境面のリスク(土壌汚染リスクや排気廃水、遵法性など)を適正に評価し、M&Aや不動産取引(海外生産拠点の移転・撤退等)における意思決定や価格形成に必要なサービスです。金融機関による担保評価や、企業の保有不動産戦略検討のために使われることもあります。
人権デューデリジェンスとは、企業が事業、サプライチェーン、利用しているサービスにおいて、人権への負の影響、具体的には強制労働や児童労働、ハラスメント等の人権リスクを調査・評価し、それに対処するために措置を行うことを指します。
デューデリジェンスの仕事は、高度な知見と豊富な経験、さまざまなケースを想定する力が求められます。打診があった際は、早期にお客様の求めに応じた業務規模を把握し、自社リソースと利益との兼ね合いを見極めた精緻で漏れのない見積書の作成が必須です。同時に、評価のための質問事項や現地での確認内容も洗い出します。最終成果物となる報告書作成とお客様との報告会での質疑応答など、多岐にわたる技量が必要です。責任が大きい反面、独立したプロジェクトとして自主性が発揮できるやりがいのある仕事です。

労働衛生安全コンサルティング

労働衛生安全コンサルティング

職場の労働安全衛生の状態を評価し改善提案をするサービスです。心身の健康が担保された職場を働く人に提供することは、使用者の責任であり、義務となっています。労働安全衛生のリスクとして、自社拠点やサプライヤーの安全や職場環境、コンプライアンス等へ注意を払うことは、企業の訴訟リスクやレピュテーションリスク の低減にも繋がり、安定したサプライチェーン の維持に役立ちます。
日本の労働安全衛生は世界的には遅れており、諸外国のコンサルタントから最新の動向をキャッチアップして国内業務に活かすことが業務品質に直結します。プロジェクト業務として海外出張した際も、プロジェクトとは無関係のローカル事務所にもアポイントを取って訪問し、双方向の情報交換をして関係を作ります。年単位の数字への責任は厳しく問われ、体力的にも負荷は掛かりますが、仕事でしか経験できないダイナミズムを楽しむことができます。
経験が少ない時期は、議事録の作成を通じて「問題点の整理」と「アウトプットの追体験」を経験します。毎回の振り返りで徐々に知識が蓄えられて、顧客の前で話ができるようになってきます。また、海外とのやり取りに対応できる英語力の維持も必要です。
顧客から「○○さんが担当で」と言っていただける瞬間は報われます。指名が取れるコンサルタントが多くなり、いずれは「エンバイオさんで」と多くの顧客に認めていただける状況を一緒に目指していきたいです。